7日の東京株式相場は上昇する見込み
7日の東京株式相場は上昇する見込み。米国の債務上限適用停止の延長で長期金利が上昇、為替市場では円高が一服しており、業績懸念が和らぐ。銀行など金融、自動車など輸出、鉄鋼など素材株が買われ、商品市況高から鉱業や非鉄金属、商社など資源関連も高くなりそうだ。
野村証券投資情報部の若生寿一エクイティ・マーケット・ストラテジストは「米国でもし政府機関が閉鎖されれば景気が悪化しかねず、9月の相場大荒れの原因になるのではないかと言われていた。この問題が3カ月先送りになったことは、為替面も含めて日本株にとっての安心材料になる」と述べた。
米シカゴ先物市場(CME)の日経平均先物(円建て)の6日清算値は1万9460円と、大阪取引所の通常取引終値(1万9340円)に比べ120円高だった。きょう上昇すれば日経平均株価は4日ぶりの反発、TOPIXは続伸となる。
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トランプ米大統領と議会指導部はハリケーン「ハービー」の被害救済法案に、12月15日までの債務上限引き上げと政府運営資金の確保を抱き合わせることで合意した。民主党のシューマー上院院内総務とペロシ下院院内総務は大統領との協議後に、「両党とも、12月のデフォルト(債務不履行)を回避しようと固く決意しており、われわれが抱える多くの問題について協力するのを楽しみにしている」との共同声明を発表した。
これを受けて6日の米国債は下落、10年債利回りは5ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇して2.11%となった。ニューヨーク外国為替市場ではドルが安値から戻し、けさのドル・円相場は1ドル=109円20銭台と、東京株市場の6日終値時点の108円72銭に比べてドル高・円安水準で推移している。
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